十分性認定

個人情報保護委員会より、EUによる十分性認定の最終決定が、2019年1月中に見込まれることが公表されました。

十分性認定の効力発生日をもって、個人情報保護委員会より、2018年9月に公表された補完的ルールが施行される予定です。

施行後は、EUから十分認定に基づいて個人データの移転を受ける事業者は、補完的ルールの遵守が求められ、社内規則のアップデート等の対応が必要になります。

 

欧州側の動きとしては、2018年12月4日付で、 EDPB(欧州データ保護会議)の会議において、欧州委員会が提案した日本の十分性認定案を歓迎する意見が採択されたのですが、事務的な手続きのため、上述の通り、欧州委員会による最終決定は1月中になると見込まれています。

また、十分性認定の採択に関する書面のドラフトが公開されています。